小諸市で、かつての宿場町の街並みを生かして雛人形を飾る「お人形さんめぐり」が開かれています。

小諸市で行われている「お人形さんめぐり」は、本町(ほんまち)を中心に旧北国街道・小諸宿の民家や商店など、およそ50か所で雛人形を展示します。

ほんまち町屋館(まちやかん)に飾られた吊るし雛は、地元の婦人会「りんどう会」の会員が一針一針、手縫いで作った作品です。

今年で21回目を迎えるこの催しは、もともとりんどう会が地域を盛り上げたいと始めましたが、高齢化や人手不足のため2024年で終了する予定でした。

しかし、毎年楽しみに訪れるファンも多く、今年から市や観光局なども実行委員会に加わって継続していくことになりました。

市内から:
「古いお雛様が見られるから。時代を感じますよね」

お人形さんめぐりは3月9日までで、3月1日と2日には地元のボランティアによるガイドツアーや餅つき、抹茶体験なども行われるということです。