アメリカのトランプ大統領が中国への追加関税の税率を20%に引き上げると表明したことについて、中国政府は対抗措置をとる可能性を示唆しました。
トランプ大統領は27日、合成麻薬の流入を理由に中国に対して課している10%の追加関税の税率を3月4日に10%、上乗せし20%にすると表明しました。
これについて中国外務省の林剣報道官は28日の記者会見で強く反発しました。
中国外務省 林剣報道官
「中国は強烈な不満と断固たる反対を表明し、あらゆる必要な措置を講じて自国の正当な利益を断固守る」
アメリカ側が合成麻薬の流入を理由にしていることについて、林報道官は「アメリカと中国は薬物対策で協力し成果をあげている」と主張。「恩を仇で返すことは薬物対策における対話や協力に深刻な打撃をもたらす」と、中国に対する圧力はアメリカの薬物対策の強化にはつながらない考えを強調しました。
中国商務省の報道官も28日、「追加関税に断固反対する」とのコメントを発表し、「アメリカが自分たちのやり方に固執するのであれば中国は必要なあらゆる対抗措置をとる」とけん制しました。
対抗措置の中身は明らかにしていませんが、先月、中国はアメリカ製品の一部に最大15%の関税を課していて、今後どのような報復措置をとるのか注目されます。
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