山林火災の特徴…消火活動を阻む壁とは?
小林キャスター:
山林火災というのは、消火活動が難しいといわれています。坂口さんによれば、次のような特徴があるということです。

●発見したときには延焼拡大していることが多い
→初期段階での消火活動が難しい
●乾燥・強風などで一気に燃え広がる可能性が高い
また、消火活動にも影響があるといいます。整備された道が無くて急傾斜地が多いことから、▼消防車や消防隊員の移動、▼地上からの消火活動、▼状況把握が困難になってしまうそうです。
ホラン千秋キャスター:
非常に消火活動が難しい地域なので、一度広がってしまうと、コントロールできなくなってしまう。地元の皆さんは、大変不安な思いですよね。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
話を聞くと、このあたりはやはり高齢化も進んでおり、消防団員の人手もなかなか足りない。消防の人数が必要なので、東京や神奈川などからの応援がいずれ必要になるのではないかと、政府のほうで準備を検討しているようですね。
ホランキャスター:
各自治体、こうなったときの想定などはしているのでしょうか。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
まず近隣の自治体から応援をもらったあと、第2、第3出動として大きいところから応援を求めるという体制になっています。
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<プロフィール>
星 浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
1955年生まれ 福島県出身
政治記者歴30年