現地を歩き”80年前の情景”に思いをはせる

「北九州市ピースフィールドクラブ」のメンバー
「多分、そこらへんが防空壕」

門司空襲の日、岸本さんが自宅からどのように逃げたのか、若者たちは現地を歩いて確認します。

「北九州市ピースフィールドクラブ」のメンバー
「思ったより防空壕はおうちの近くにあったんだなという感じではある」

岸本さんの自宅があった場所は現在は歩道に。

岸本さんが逃げた川も埋め立てられ、橋の柱だけが残っています。

北九州市立大学 法学部2年 高瀬颯太郎さん(21)
「岸本さんの話を聞いてその情景がしっかりと想像できたと感じます」

折尾中学校 2年 寳木樹々さん(14)
「今見たら平和な街なのに、昔はこんなことがあったんやと」

看護師 久枝綾音さん(27)
「どうしても忘れられていくので、そういうことを伝えていきたいなと思いました」