糸満市の沖縄水産高校で、創立120周年を記念した旗頭が完成しました。

1904年に開校した沖縄水産高校は、今年度で創立120周年を迎えました。

記念事業の一環で生徒と職員が協力して旗頭を制作していて、26日の完成式では、海洋実習船の船長が旗頭上部の「トゥール」に航海の安全を願うお札を納めました。



トゥールには人生を羽ばたいて欲しいとの願いを込めたトビウオや、海の守り神の龍神などがデザインされ、大海原に漕ぎだす生徒たちの活躍を願う思いが込められています。

▼生徒会長 2年菅野まみさん
「自分もトビウオのように成長していければいいかなと思います」
▼海洋技術科 2年 濱元盛冴さん
「安全航海を願う作品を作ってくれると、やっぱり心強い。とてもいい気持ちで乗船することができそうです」

沖縄水産では今後、実習船の出航の際にこの旗頭を掲げて見送るということです。