悪徳商法や特殊詐欺の被害を未然に防ごうと、愛媛県松山市内で26日、中学生らが高齢者の自宅を訪問し、注意を呼びかけました。
松山市消費生活センターが、久米中学校などと実施したこの取り組み。
26日は、ボランティア委員会に所属する3年生16人が、松山南署の署員らと一緒に、一人暮らしをする70代から90代までお年寄りの家を訪問しました。
生徒たちは、家庭科の授業で作ったメッセージカード入りのポケットティッシュやビラなどを配り、悪徳商法や特殊詐欺に注意するよう呼びかけました。
中学生
「最近特殊詐欺が増えてきているので、騙されないように気をつけてください」
高齢者
「ありがとうございます」
高齢者
「こんなに来ていただきまして、これからも気を付けたいと思う」
中学生
「緊張したが、高齢者の方々にこれ以上被害に遭ってほしくないので、家庭科の時間に一生懸命作ったティッシュを渡せてよかった。知らない人は家に上げないように気を付けてくださいと声かけをした」
警察によりますと、愛媛県内で去年1年間の特殊詐欺の認知件数は135件で、このうち65歳以上の高齢者が被害にあったケースが、およそ半分を占めているということです。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
