悲劇を繰り返さないため 出来ることは
悲劇を繰り返さないために…蓮田理事長の思いは。
(慈恵病院 蓮田健理事長)
「現状の行政のシステムでは彼女たちには届かないんです。彼女たちは知られたくない一心ですし、それを説得しようものなら電話を切ります。それからメールも返信しなくなる」
「だから行政の方々って、いまの現行法にのっとったサービスしか提供できないので、なかなか難しいところだなとは思います」
「(相談者が)どうしてもやっぱり知られたくないんだという気持ちが強ければ、(赤ちゃんポストがある)熊本に相談するのもひとつの方法じゃないかと言えるかどうかです。現状では言えないんですよね。それをしていただくと、救われる命もあるのかなと思うんです」

(スタジオ)
岡山県、香川県にある相談窓口を代表してご紹介します。
●岡山県では「おかやま妊娠・出産サポートセンター」があります。
電話は086-235-7899 木曜を除く平日の午前9時から正午(祝日は休み)
メールでの相談は随時受け付けています。
ninshin@okayama-u.ac.jpanshin@okayama-u.ac.jp
●香川県では「妊娠出産サポート」
助産師による相談電話は087-843-5588午前6時~午後10時(年中無休)
●また「妊娠SOS」で検索すると一般社団法人全国妊娠SOSネットワークのホームページから、岡山県・岡山市・香川県にある相談窓口の案内にたどり着きます。