長野県小谷村(おたりむら)で25日、雪かきをしていた81歳の男性が、屋根から落ちてきた雪に埋もれ死亡しました。
近くの観測地点では、3月中旬並みの暖かさを記録していて、落雪が起きやすい状態でした。


死亡したのは、小谷村に住む81歳の自営業の男性です。

警察によりますと、男性は、25日午後5時半ごろ、自宅前にある深さ80センチ、幅50センチの用水路の中で、屋根から落ちた雪に埋もれた状態で見つかりました。

男性は、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。


警察によりますと、雪の中から体の一部が見えたことから、家族と近くの住民が雪を掘ったところ、見つかったということです。

男性は午後2時ごろから自宅の前で雪かきをしていたということで、警察が詳しい状況を調べています。

小谷村に近い白馬村では25日は、最高気温5.7度と3月上旬並みの暖かさを記録していて、落雪が起きやすい状態でした。