配偶者などパートナーからのDV=ドメスティックバイオレンスについて、警察庁は男性の被害者からの相談件数が19年連続で過去最多になったと明らかにしました。

警察庁によりますと、去年1年間に全国の警察に寄せられた配偶者などパートナーからのDVの相談件数は、前の年より6318件増えて9万4937件となり、過去最多を更新しました。このうち、女性からの相談は6万6723件、男性からの相談は2万8214件で、いずれも過去最多となったことが警察庁への取材でわかりました。

また、男性の被害者からの相談は、女性からの相談の半数以下にとどまるものの、2006年から19年連続で過去最多を更新していて、「配偶者暴力防止法」が施行された翌年の2002年の142件からおよそ200倍になっています。

警察庁は、増加の背景について「社会的環境の変化から、男性も被害を相談しやすくなった」と分析しています。