2025年に入って盛岡市の養鶏場で相次ぎ発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置について、岩手県は国と協議した上で、発生農場から半径3キロ圏内に設定していた移動制限区域を22日に解除しました。
県の25日発表によりますと、移動制限区域が解除されたのは、盛岡市の高病原性鳥インフルエンザが発生した4つの農場から半径3キロ圏内にある養鶏場です。2月11日に発生農場から半径3キロ~10キロ圏内にある養鶏場に設定されたニワトリや卵などの搬出制限区域の解除以降、新たな鳥インフルエンザの発生が確認されなかったことから、移動制限区域の解除に至りました。
これに伴い発生以降設置されていた消毒ポイント4か所のうち、残っていた1か所も廃止になりました。県は引き続き発生農場から半径10キロ圏内の養鶏場の監視強化区域で、新たな鳥インフルエンザが確認されないか警戒を続けます。
岩手県内では今年1月に盛岡市と軽米町の合わせて5つの養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが相次いで発生しました。県は今後の発生に備えて、開会中の県議会2月定例会に人件費や殺処分、消毒に必要な経費計30億1000万円を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案を提案しています。
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