大分県立高校の推薦入試で特定の部活動の受験者に特別な加点が確認された問題を受けて、県教育委員会は外部有識者による検討を始めることになりました。

この問題はおととし実施された県立高校の推薦入試で、特定の部活動の生徒に特別加点が確認され、文部科学省が県教委に「不適切」と指導したものです。

25日に開かれた県教育委員会では県立高校の推薦入試のあり方について、5人の委員を選出し、推薦の要件や選抜方法などの検討に入ることが報告されました。委員には学識経験者やスポーツと文化の関係者が含まれています。

山田雅文県教育長「透明性に特に課題があったということで専門の方から意見をうかがってあり方を検討していくよりよいものにしていく」

県教委は4月中旬まで委員の意見集約を行い、検討の結果を2026年度の入試に反映させる方針です。