津波防災に関する研究活動 内閣府主催コンテストでグランプリ

3年前から有志の生徒が参加する教養講座に「防災」を導入している五ヶ瀬中等教育学校。
これまで京都大学防災研究所宮崎観測所の山下裕亮助教など専門家と一緒に県内の津波防災に関する研究活動を進めてきました。

そして、2月、内閣府などが主催する防災の取り組みに関するコンテストで生徒たちは活動の成果を報告。全国からさまざまな学校や団体が参加する中、見事、グランプリに輝きました。

(五ヶ瀬中等教育学校 上埜五喜さん)
「実際に避難訓練とかを行って、それを集めたデータとか重ねてみたら、人々の行動特性とかの要素を踏まえてみると、(ハザードマップ)全部が赤ではなくて、地域の中でもリスク高低があるとか、そういったことが分かった。自分たちがやってきたことがちゃんと周りから見ても評価されてよかったなって思う」

受賞から2週間後、生徒たちは、再び青島を訪れました。
地域、そして行政をまきこんだ防災の取り組みに密着しました。