「支援センター」課題は認知度不足

性被害を受けた人の相談窓口として、各地に設置されているのが、「ワンストップ支援センター」です。

現在、全国55か所に設置され、福岡県にも2013年に開設されました。

RKB 奥田千里 記者
「センターでは、被害者心理などを学んだ相談員が24時間対応しています」

福岡県のセンターには1年に2000件から3000件ほどの電話相談が寄せられていますが、認知度の低さが課題となっています。

性暴力被害者支援センター・ふくおか 浦尚子 臨床心理士
「性被害を一人で抱えてつらい思いをしておられることを考えると、もっと多くの方にセンターのことを知っていただいて、センターにお電話いただけたらという風に感じています」