プロバスケットボール長崎ヴェルカ、8日、行われたB2リーグホーム開幕戦で劇的勝利を飾りました。

5か月ぶりのホーム戦。会場には2,600人超えのファン・ブースターが駆け付けました。

長崎ブースター:
「めっちゃ待ってましたこの日を。最短でのB1昇格を僕らも信じているので、今シーズンも昨シーズンくらいの強さを発揮してくれるはず」
川崎市から来たブースター:
「相手が去年の地区チャンピオンということで、出鼻をくじくような上昇気流に乗って行けるような、そんな試合を見せてもらえればなと思います」

岸 竜之介アナウンサー:
「待ちに待ったB2リーグホーム開幕戦。会場を埋め尽くすたくさんの長崎ファンの前で、昨シーズンの西地区王者に挑みます」

B3を圧倒的な強さで制したヴェルカでも簡単に勝たせてくれないのがB2。
2メートル越えの外国人選手2人を擁する香川のインサイドに苦しめられるなど、第3クォーター終わって8点ビハインドの展開に。

それでも、第4クォーター。
パブロ・アギラールのダンクと、スリーポイントで波に乗ると、残り11秒で、ボンズが同点ゴール!土壇場で追いつき、5分間のオーバータイムに突入します。

すると、追いついた流れそのままに、司令塔の狩俣が勝負を決める3連続スリーポイントを決めます。最大17点差をひっくり返す大逆転勝利でB2ホーム初白星を飾りました。

狩俣 昌也選手:
「今日は僕たちにとって特別な日。またこうしてホームに帰ってこれました。そして勝つことができました。最後までみなさん一緒に戦ってください!」

前田 健滋朗HC:
「ホームで試合をするというのがこれだけ嬉しいことかというのを再認識しましたし、まずはB2のファイナルをホームでやるチケットを獲得して、プレーオフでホームで優勝を決めたいなと」

ホーム戦最多となる3,018人が来場した9日の第2戦も95対74で勝利したヴェルカ。
今シーズン初の連勝です。

次節は初の離島開催!今週末、五島市で青森と対戦します。