ボクシングのWBA世界バンタム級、県出身の比嘉大吾が24日、タイトルマッチに臨みましたが熱戦の末ドローとなり、7年ぶりの世界タイトル獲得はなりませんでした。

5か月ぶりに世界戦のリングにあがった比嘉大吾。アマチュア時代からの因縁のライバル、堤聖也とのタイトルマッチに挑みます。

序盤は静かな立ち上がりとなりますが、要所で左のパンチを当てる比嘉が主導権を掴みます。

偶然のバッティングもあり堤が出血する中、迎えた第9R。比嘉が放った左フックが堤のあごを捉えダウンを奪います。

しかし、直後、勢いづいた比嘉を堤のカウンターが襲い、逆にダウンを奪われます。

一発で試合の流れを変えた堤は、その後も手数で圧倒。チャンピオンペースで試合が進み、両者12ラウンドを戦い終えます。

判定の結果、ジャッジ3人ともにドローとし、引き分け。比嘉は、あと一歩で王座獲得を逃しました。