「これなら渡れそう」。ものすごく低い位置に現れた“超低空の虹”が話題に。冬の時期に、条件がそろった時だけ、短時間に現れるという貴重な虹です。

虹というと、雨上がりの空に大きなアーチを描くイメージですが、今月、福岡県で撮影された虹はなんと空にかからず、低いところに!? 七色の橋が建物などのちょっと上にかかる“超低空の虹”となっています。

この写真がSNSに投稿されると、「これならなんとか渡れそう」「掴めそうですね!」と8400いいねを超え、話題に。撮影した人は?

撮影者
「ドカーンと虹が目の前に現れたみたいな感覚でした。これはなんだと思ったら、こんな低い虹は生まれて初めて見た」

広瀬駿 気象予報士
「いいですね、めちゃくちゃ低いですね」

実はこの虹、「時雨虹」というそうで、冬の時期、条件がそろうと短い時間だけ現れる虹だそうです。

広瀬駿 気象予報士
「太陽の高度が高ければ高いほど虹は現れにくくなる。夏と比べて冬は太陽の高さが低い。こんな感じで低い虹が現れることがたまにある。出会えるとラッキーかなと思うんですけど、それで幸せになるかはまた別ですよね」