災害への備えを学ぶセミナーが那覇市で行われ、必要最低限の防災グッズを常に持ち歩くことなど、市民らが被災直後の身の安全を確保する方法を学びました。


災害への備えについて学ぶワークショップで紹介されたのは、100円ショップなどで手に入るプラスチックボトルを活用した「防災ボトル」の作り方です。

防災ボトルで持ち運ぶのは、コンパクトでカロリーが高く非常食がわりとなる羊羹や断水時に用が足せるエチケット袋。

また、現金を入れておき公衆電話を使えるよう備えることなど、参加者らは被災直後の危機を乗り切る知恵を学びました。

▼参加者「最近災害が各地で起っているので、自分たちの身に何か起きたときのため勉強したいなと思って。てっきり水を備蓄するための容器を作るのかなと思ってたけど、こういうボトルの使い方があると分かって良かった」

講師を務めた防災士の源河北斗さんは、災害時那覇市に津波が到達する際には沿岸部が浸水する可能性が高いことから、最低限の防災グッズを守ることができる防災ボトルを日頃から持ち運ぶ必要性を力説していました。