中央アルプス宝剣岳で中国籍とみられる男女2人が天候の悪化などで動けなくなり、警察などが救助に向かっています。

24日正午過ぎ、中央アルプスの宝剣岳の標高およそ2900メートルの乗越浄土付近で通りかかった登山者から「遭難している人がいる」などと、110番通報がありました。

遭難したのは、いずれも中国籍の20代とみられる男女2人で、警察によりますと、救助要請を受けた際に会話ができる状態だったということです。

2人は、24日に千畳敷から入山し天候不良などで行動ができなくなったもので、警察の救助隊などが救助に向かっています。

現場付近は、風も強くホワイトアウトの状態だということです。