四国遍路の世界遺産登録を目指し、"遍路道"の点検などを行う「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」が、23日に開かれました。

このイベントは、四国八十八か所霊場のおよそ1200キロの遍路道を区間ごとに分けて清掃・点検するもので、「NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク」が開いています。

霊場で特徴的なのが、お遍路さんをもてなす「お接待」で、第31番札所=高知市の竹林寺では、23日朝の出発前に豚汁などがふるまわれました。

今年は、四国内全体で過去最多の1万240人から申し込みがあり、竹林寺を出発した参加者は、南国市の第32番札所・禅師峰寺に向け、遍路道を歩き始めました。

◆参加者
「看板が壊れていないか、道がどうなっているのか、見ていきたい」

主催者は、引き続き、四国遍路の世界遺産登録に向けた活動を行っていくとしています。