きょう(23日)、65歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。皇居では一般参賀が行われたほか、コロナ禍以降控えられてきた宴会の儀が行われました。

晴天に恵まれた皇居・宮殿での一般参賀。

陛下はおことばの中で、各地で大雪の被害にあった人にお見舞いの言葉を述べられました。

天皇陛下
「雪の事故などで被害に遭われた方々に心からのお見舞いをお伝えいたします」

来場者
「雪の災害のことに関してお話をされていて、いろんなところまで気を配ってくださってるんだなと」

午前中、3回に分けて行われた一般参賀で、およそ1万8000人が陛下を祝福しました。

午後には5年ぶりに「宴会の儀」が行われ、皇族方に加えて、石破総理ら121人が出席しました。

天皇陛下
「国民の幸せと国の発展を願い、あわせて皆さんの健康を祈ります」

その後、両陛下は139の国と地域の代表から祝賀を受けた後、上皇ご夫妻に誕生日のあいさつをするため、お住まいの仙洞御所に向かわれました。

陛下は沿道に集まった人に笑顔で手を振られていました。