明治安田J1・アルビレックス新潟は22日にアウェーで清水エスパルスと対戦。
今季初スタメンのMF秋山裕紀が退場となって10人での戦いを強いられ、0対2で敗れました。

前半、風下に立つ新潟は少しボール扱いに苦しむ印象ですが、開幕戦でも見せた前線からの守備からチャンスを作ります。
前半20分には、MF宮本英治からのパスを受けたFW谷口海斗が切り返すと、ボールはMF長谷川元希につながります。長谷川は右足を振り抜きますが、相手キーパーの正面。得点とはなりませんでした。
その後、今季初スタメンのMF秋山裕紀が、清水MF乾貴士に対して危険なスライディングで倒したとして、レッドカードで退場となり、新潟はひとり少ない状況に。
それでも、29分にはDF橋本健人からのパスを受けたFW谷口がドリブルからシュートを放ちますが、惜しくも枠をとらえきれず。
次第に清水の勢いが出てくると、前半終了直前でした。コーナーキックから清水DF高木践がヘディングシュート。一度は、新潟GK藤田和輝がセーブしますが、こぼれ球をFWカピシャーバに決められ、1点ビハインドで前半を折り返します。

後半も選手同士がいい距離間でプレーし、連動しながら相手を囲んでボールを奪い、攻撃につなげる新潟。
しかし17分でした。中盤の真ん中の空いたスペースを使われると、最後は清水MF松崎快にミドルシュートを沈められリードを広げられます。
さらに22分にはクロスからの折り返しを清水MF乾がダイレクトで合わせますが、新潟DF舞行龍ジェームズが体を投げ出してクリア。得点を許しません。
39分、新潟はフリーキックをDF橋本が直接狙いますが、キーパーに止められ得点とはなりません。
このまま試合終了。新潟は10人となった後も、自分たちが目指すサッカーを貫きましたが、0対2で敗れ、今季初勝利とはなりませんでした。