沖縄民謡に欠かせない打楽器「三板」の魅力を知ってもらおうと、那覇市でワークショップが開かれました。

沖縄民謡に欠かせない打楽器「三板」はその名の通り三枚の板でできていて、5本の指を使って演奏すると軽快な音色を楽しむことができます。
気軽に演奏できる「三板」の魅力を知ってもらおうと、那覇市で開かれたワークショップには、約30人が参加しました。
田場盛信さん
「全部どこのうちでも三線があるみたいに三板もあったらいいなと思う。それくらい広がると思う」
講師の田場盛信さんが7種類のリズムをレクチャーすると、参加者は音楽を楽しみながら演奏の基本を学びました。
参加者
「色んな鳴らし方ができるところが楽しかった」
「楽しかったもうチムドンドンしました。本当に難しいですし先生のこの手が踊っているような感じするんですけど、本当に”80の手習い”」
元々、琉球古典音楽の御座楽の楽器として使われ、戦後は沖縄民謡の打楽器として欠かせない存在になった「三板」。
最近では脳の活性化への効果が注目され、介護施設などでも取り入れられているということです。