山口県山口市の給食施設で作られた食事を食べた人、90人あまりが食中毒となりました。
原因は、ノロウイルスでした。

山口県生活衛生課によりますと、今月16日、山口市の社会福祉法人博愛会 山口あかり園が作った夕食を、隣接する高齢者施設の入居者・職員合わせて211人が食べました。

そのうち、91人におう吐、下痢といった食中毒の症状が出ました。

原因となったのはノロウイルスで、全員快方に向かっているということです。

夕食はご飯、赤魚のしょうゆこうじ焼き、けんちょう、タコもずく、漬物でしたが、原因となったメニューは特定されていません。

山口環境保健所は、きょうから今月23日まで、食品衛生法に基づき業務停止を命じるとともに、施設内外の清掃・消毒、食品衛生管理の改善を指導しています。