20日に発表された東京商工リサーチの情報によりますと、青森県十和田市の(株)ササ・カオ建築工業は、1月31日で事業を停止。事後処理を弁護士へ一任し、破産申請の準備に入ったということです。
負債総額は2024年6月期で1億2052万円としています。
以下、発表内容の詳細です。
(株)ササ・カオ建築工業は2020年10月に設立された企業で、一般住宅の建築工事を主体とし、ファミリアハウスの名称で事業展開をしていました。
2022年6月期には1億9918万円の売上高を上げたものの、その後は資材価格高騰による住宅市祝の低迷に影響を受け、受注は低調に推移していたほか、赤字が続くなど採算的にも厳しい状況にあったということです。
2024年6月期の売上高は1億2162万円に留まり、2274万円の赤字となったことで債務超過を拡大。
今期に入っても業績回復には至らず、事業継続を断念したとしています。