アメリカ西部アリゾナ州で小型飛行機同士が空中で衝突する事故があり、少なくとも2人が死亡しました。

連邦航空局によりますと、19日午前8時半ごろ、アリゾナ州マラナの空港で小型飛行機同士が空中で衝突する事故がありました。現場は管制塔の無い小規模な空港で、連邦航空局による指針では、操縦士の間で通信しながら離着陸することなどが推奨されています。

小型飛行機にはそれぞれ2人が搭乗していたということで、地元警察によりますと、これまでに2人の死亡が確認されています。連邦航空局と運輸安全委員会が詳しい事故の経緯を調べています。

北米では先月、首都ワシントン近郊で旅客機と軍用ヘリが衝突し67人全員が死亡したほか、カナダ・トロントでは今月17日80人が乗った旅客機が着陸時に横転するなど、飛行機をめぐる事故が相次いでいます。