“強烈寒気”と強い冬型の気圧配置の影響で、青森県の「津軽」と「三八上北」では『警報級の大雪』になる可能性が続いています。JRの在来線は、19日の大雪であわせて91本が運休しましたが、始発からの運転をめざし除雪作業をしているということです。
上空に流れ込んでいる強烈な寒気と、冬型の気圧配置が続いています。
津軽では18日夜までの雪の勢いは一旦、落ち着いていますが、午後6時現在の積雪は青森や弘前などで1mを超え、平年を大きく上回っています。
青森市民
「(雪は)多い。寝る前に片づけたが、朝に起きたら同じ状態だからきりがない。疲れた。もうたくさんです…」
気象台は、21日(金)にかけて大雪への注意・警戒を呼びかけていて、20日(木)午後6時までの降雪量は山沿いで最大60cm、平地で40cmなどと予想。その後も降雪が続き、積雪は増える見込みで、津軽と三八上北では「警報級の大雪」になる可能性があるとしています。
この影響で、JRの在来線では19日、上下合わせて91本が運休しましたが、20日は始発からの運転をめざし除雪作業をしているということです。
ただ、大雪を降らせる寒気はしばらく居座る見込みで、今後も注意・警戒が必要です。