石破総理からトランプ大統領へのお土産となったあの金の兜、老舗人形店から鳥取県に寄贈され、県のアピールに役立てられることになりました。

トランプ大統領へのお土産を用意したのは鳥取市の老舗、人形のはなふさ。
１９日は英社長が鳥取県庁を訪れ、同じ金の兜を平井知事に贈りました。

この兜飾りは、日米首脳会談で渡米した石破総理が大統領へのお土産にした「亜麻色縅満天金星兜」。
白や亜麻色の淡い基調に大統領が好きな金色の装飾が輝き、全国から問い合わせが殺到しました。

今注文しても２年待ちになる人気の兜ですが、この注目度を県のために活かそうと人形のはなふさが大急ぎで準備し、鳥取県に贈ることにしました。

人形のはなふさ　英智哉社長
「国内、国外からも注目を集めている兜になりますので、これは鳥取県の情報発信、そして観光資源として金の兜を取り上げて頂いて、県全体が盛り上がっていって欲しいなという思いからこの度寄贈させて頂きました。」

平井知事
「とっとりおかやま新橋館で展示して、全国の皆様に、世界からやってこられる皆様にお見せしたいなと思います。また総理にももう一度出会ってもらったり、万博の方にも出して、鳥取から出展品に加えていくなど、色々と世界の耳目を集めることにしたいと思います。」

日本とアメリカの友好の懸け橋となった金の兜、今度は東京のアンテナショップや大阪・関西万博の会場で地元鳥取県を大いにアピールすることになります。