生徒たちは戦争を知る卒業生から話を聞き、当時の資料も集めることで戦争の悲惨さを知り、今回の日章旗をめぐる物語を紙芝居にまとめることにしました。
放送部が中心となってシナリオを作成し、美術部が物語に合わせた絵を描いたのです。
美術部の生徒:
「紙芝居でできるのは筆者の思いをのせて目に見える形で他人に伝えることだと思う。筆者の思いをなるべく重視して描くように心がけた」
調査を進める中で日章旗にまつわる当時の様子を知る資料が学校に残されていることがわかりました。

昭和14年(1939年)7月に菊池さんが出征したときの写真です。
指導した美術講師 大窪恭子さん:
「みなさんに見送られて大月駅で撮影したもの。左手に持っている日章旗がこの日章旗」
平山アナウンサー:
「そのワンシーンが紙芝居でも描かれていると…」
指導した美術講師 大窪恭子さん:
「写真を元にして生徒が描きました」