中国を訪問している日本の経済界の代表団は中国の副首相らと会談し、EV=電気自動車などの過剰生産について適切に対応するよう求めました。

日本の経済界の代表らが参加する「日中経済協会」の訪中団は、経済を担当している何立峰副首相や王文濤商務相らと会談し、▼EVや鉄鋼などの過剰生産に対する適切な対応や、▼レアアースに対する輸出規制の緩和、▼日本産水産物などの輸入再開などを求めました。

いずれも中国側から明確な回答はありませんでしたが、訪中団の進藤孝生団長は18日の記者会見で「両国の課題を確認し、今後も前向きに取り組むという議論をしたことが訪中の成果だ」と述べました。

また、会見に先立って行われた王文濤商務相との会談で、中国側からは保護主義的な傾向を強めるアメリカに対して「日中が手を携えていく必要がある」との認識が示されたということです。

日本との関係を強化し、アメリカに対抗していきたい意向をにじませた形ですが、進藤団長は「日米関係もあるなかでバランスをとりながらやっていくということだと思う」と述べ、慎重に対応していくことが必要との認識を示しました。