沖縄の平和と自己決定権を求め国と激しく対峙した、2人の元沖縄県知事を描いた映画「太陽の運命」の試写会が行われました。
琉球放送が創立70周年を記念してTBSと共同制作した映画「太陽の運命」は「第4代知事大田昌秀」と「第7代知事翁長雄志」2人の知事に焦点をあてたドキュメンタリーです。
劇中では普天間基地の辺野古移設をめぐり国と対峙する2人の半生が描かれています。監督は「米軍が最も怖れた男その名はカメジロー」など沖縄を題材にした映画を制作してきた佐古忠彦さんです。
▼佐古忠彦 監督
「大田知事と翁長知事の間柄から、一つのテーマをここに設定したんですけど、あれだけ県議会の中で反目しあっていた二人が最後歩みも言葉も重なっていき、その姿にいったい何を見るのか、ここにこそ実は沖縄が見え、この国が見えるんじゃないのか。そんな思いがしています」
映画「太陽の運命」は3月22日、桜坂劇場で上映が始まり4月には全国で順次上映される予定です。