18日の午後1時より、港区の増上寺で、昨年11月に76歳で亡くなった俳優の西田敏行さんのお別れの会が営まれ、Hey! Say! JUMPの山田涼介さんが取材に応じました。

映画で2作ほど西田さんと共演されたという山田涼介さんは、西田さんとの思い出を聞かれると”西田さんとは映画でご一緒させていただいた時にお酒を一緒に乾杯させていただいた”と話し、”その時(西田さんが)お酒を控えられていたんですけど、僕が吞んでいる姿を見て『ちょっと山田君が呑んでる姿見たら、吞みたくなってきちゃったな』って、マネージャーさんと少しやり取りをして『僕も吞む』と言って一緒にお酒を呑ませていただいた事をすごく覚えています”と振り返りました。

また、真冬の大分で撮影していた際先に撮影を終えた西田さんでしたが”僕らの若手の3人の芝居を見るためにわざわざ寒空の下、来てくださいまして。お汁粉を片手に僕たちの姿を見て「元気だね~」って言いながら現場で見てくださった事すごく覚えていて。”と笑顔で語り、”僕もまだ二十歳前後だったので、僕らみたいな若手にも分け隔てなく接してくださったことをすごく覚えています。”と回顧。

そして映画の舞台挨拶の時にお手紙をもらったという山田さんは”現場での僕の立ち振る舞いだったりとかそういう姿を見て『アイドル』と『俳優』というのこの2つのお仕事を…『アイドルだから役者をやることに対しての抵抗があるんじゃないか』ということを見抜かれていたお手紙をいただいて、それで舞台挨拶でちょっと涙した時の事も今日思い出しながら「あ~西田さんってすべてを見ていてくれたな」っていう思い出がすごく残ってますね。”と当時の葛藤を見抜かれていたことを明かし、”スタッフさんも演者の事も一人一人をちゃんと見ていてくださっていたんだなっていうのを感じました。”と改めて振り返りました。

最後に今日はどんなお別れをしたかを聞かれると、”『本当にお世話になりました』ということを伝えたいなという風に思って今日来させていただいたんですけど…なんか(お別れの会を)見ていて西田さんが生前「お別れの会は明るく元気に」というふうに言葉をお残しになられたので今日は涙せず「元気にまたお会いしましょう」というふうに伝えてきました。”と生前の西田さんの言葉を胸に参加したことを語りました。

さらに、”西田さんはずっと我々の心の中で生き続けますし、僕も西田さんに『大丈夫あなたの未来は明るい』という言葉を残していただいたので、その言葉を胸に俳優業を頑張っていきたいと思います。”と締めくくりました。

【担当:芸能情報ステーション】