社会的貧困やヤングケアラーなど子どもを取り巻く環境が深刻化する中、地域での支援活動を考えるシンポジウムがうるま市で開かれました。このシンポジウムは地域の福祉活動や子どもの支援活動の活性化を図ろうとうるま市社会福祉協議会が開いたものです。

民生児童委員や自治会関係者らが参加する中市内でこども食堂や居場所づくりに取り組んでいる3つの団体が活動報告を行いました。市内で最も人口が多い自治会である田場区自治会は公民館に子ども達を受け入れるスペースをつくり放課後の児童の居場所としていることや、様々な子ども向けのイベントを企画して地域の繋がりを深めていることを紹介しました。

うるま市社協によりますと社会情勢の変化とともに人の繋がりが希薄化して社会的貧困やヤングケアラーなど子どもを取り巻く課題が深刻化しているということで、参加者は真剣な様子でそれぞれの活動報告に耳を傾けていました。