中国の習近平国家主席はネット通販大手「アリババ」の創業者などこれまで締め付けをしていた民間企業のトップらと会談し、民間企業の活動を支援する姿勢を強調しました。
中国国営の新華社通信によりますと、会談には「アリババ」創業者のジャック・マー氏や低コストで生成AIを開発した新興企業「DeepSeek」の創業者・梁文鋒氏など中国の民間企業のトップらが出席しました。
習近平指導部は2020年以降、企業の独占禁止を強化するためなどとして、アリババグループやテンセントなどIT大手をはじめとする民間企業への締め付けを強め、国営企業を重視する政策をとってきました。
しかし、中国の景気が冷え込むなか、習主席自らが民間企業のトップと会談することで、民間企業の活力を経済に生かす姿勢を示したものとみられます。習主席は会談で、「民間企業の経営者が力を発揮するのに、今が最適な時だ」と述べました。
また、アメリカが中国に対し、10%の関税をかけるなどアメリカとの対立が激しさを増していることを念頭に、「技術革新を促進し、新たな生産力を育てなくてはならない」と述べ、技術力を高めていく必要性も強調しました。
注目の記事
「赤ちゃんにはなるべくあなたの母乳を」牛乳パックの“広告”に賛否 50年続く表現めぐりSNSで様々な意見

「市民に信を問う」“学歴詐称”疑惑で不信任決議を受けた静岡・伊東市の田久保市長、議会解散を選択 「伊東市がどうなっても関係ない」市民からは怒りの声【news23】

“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」
