愛媛県八幡浜市の会社員の男性がSNSで知り合った女性から投資話を持ち掛けられ、およそ720万円をだまし取られました。警察はSNSを使ったロマンス詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、詐欺の被害に遭ったのは八幡浜市に住む会社員の男性(50代)で、先月11日、SNSで知り合った女性に好意を抱くようになり、結婚などの話をする中で暗号資産の投資を勧められたということです。

信用した男性は暗号資産取引所のアプリをダウンロードし、今月1日から8日の間に3回にわたり指定された別々の口座に490万円を振り込みました。

その後、アプリ上で1000万円の利益が出たことから出金しようとしたところ、為替手数料が必要と言われ今月12日、およそ230万円を指定された口座に振り込み、あわせておよそ720万円をだまし取られたということです。

今月13日に追加で手数料を要求されたことを不審に思った男性が、弁護士に相談し発覚しました。

警察はロマンス詐欺事件として捜査していて、一度も会ったことのない人からお金や投資の話が出たら、詐欺を疑うよう呼びかけています。