ブレイキンの日本一を決める全日本ブレイキン選手権がこの土曜日曜、東京で行われました。岡山市出身のISSINこと菱川一心選手とジュニアカテゴリーでは倉敷市出身、Mireiこと岸本美麗選手が大会2連覇をかけて挑みました。
(ISSIN 菱川一心選手)「ぶちかますぜ」「小声なんですね」
(ISSIN選手)「朝なんで…(笑)」
決勝当日の朝笑顔でこう話してくれたISSIN選手(19)。
(杉澤眞優キャスター)
「白熱したバトル、会場は盛り上がっています。オリンピアン2人も出場するこの大会、岡山市出身の菱川一心選手は2連覇をかけて戦います」
パリ五輪日本代表の最後の1枠を逃した悔しさから、「誰も勝たせたくない」と挑んだISSIN選手は持ち味のパワームーブで相手を圧倒し、決勝戦に駒を進めます。決勝は昨年と同じ対戦カード。相手はパリ五輪4位入賞で世界ランキング1位のShigekix選手です。キレのある回転技やピタッと止まるフリーズを着実に決めるShigekix。それに対し2連覇をかけて戦うISSINは独創性・爆発力のあるムーブを次々と繰り出し、熱いバトルに会場もこの盛り上がり。その結果は…
(ISSIN選手)
「3ラウンドは全部、わざとすごくキツイ(技)を持っていって、それを全部キレキレで決められたし、そういうところは成長したところかなと思います。ちくしょー。単純に「ちくしょーっ」て思って、次またバトルしたらどうやったら差を埋められるかということを帰ったら考えようかと思う」
一方、中学3年生以下が対象のジュニアカテゴリーでは倉敷市出身、15歳のMireiこと岸本美麗選手がこちらも2連覇をかけて決勝戦に挑みました。この1年、海外でのバトル経験も重ねより表現力を高めたというMirei選手。得意のパワームーブも見せつけ、結果は…見事、ジュニア・BGirl部門2連覇を成し遂げました。
(Mirei 岸本美麗選手)
「めっちゃ嬉しいです。バトルしている実感があったのでよかったです。やったーーー!」