働くことの尊さや農業について学ぼうと石垣市の小学生が黒糖づくりに挑戦し、見事な「黒糖の花」を咲かせました。黒糖づくりは石垣市立宮良小学校が40年以上前から行っている伝統行事です。
学校内で栽培し収穫したサトウキビを水牛の力を借りて昔ながらの方法で絞り、その汁を大鍋で煮込みました。作業を行ったのは5年生とその父母らで、煮詰まって濃縮した黒糖を素早く棒でかき混ぜると、「黒糖の花」と呼ばれる膨張する現象が見られました。この現象は味や舌触りが最も良い状態に仕上がったサインだそうです。
▼児童「花が咲いて良かった」「自分で作ったからおいしかった」「あちっ!」「おいしい」「うまー」
出来上がった黒糖はお世話になっている地域の人たちや下級生にプレゼントするそうです。