命の大切さを伝える講話 加害者を作らない社会へ
「私は皆さんに、私の娘のような目に遭わないように気をつけてくださいね、と言いたいのではありません。」
学校での講演の終盤、新原さんは生徒たちにある問いかけをする。娘の事件の加害者が、中学生、高校生だったころにどんなふうに過ごしていたか、想像して考えてみて欲しいという問いだ。
「娘の事件の加害者は、高校を中退し、引きこもりになったと言いましたが、皆さんなら、その人がどんな中学、高校時代を友だちと過ごしていたのだろうと想像しますか?
いじめられていたかもしれない、無視されていたかもしれない、一人ぼっちになっていなかったでしょうか?クラスのみんなと、楽しく生活していたと思いますか?」

「私たち被害者が願うのは、加害者を作らない社会です。そのために今できること、偏見を持たず、友達として思いやれるクラス、学校づくりをしてほしいと願うのです。
今皆さんの日々の学校生活の中で、すでに加害者を作らない社会生活は始まっているんだということを、決して忘れないでいてほしいと思います。」














