学校でのいじめを防止する対策について教育委員会と有識者が話し合う審議会が開催されました。県庁で開かれた「いじめ防止対策審議会」には、教育委員会の関係者と臨床心理士や弁護士などの有識者が参加しました。

県教育委員会の報告では、学校でのいじめについて認知件数は減っているものの、自殺や不登校につながる「重大事態」が2023年度に県内の県立高校で13件確認されたということです。

文部科学省が10年ぶりに改訂したいじめの調査に関するガイドラインについて審議会では、重大事態になる前に対応を素早く行えるよう県独自のガイドラインの策定が提言されました。県教育委員会では有識者からの提言を参考にいじめの防止対策を進めていく考えです。