新潟県 上越市のワイナリーでワインの低温熟成に使われる雪室に雪を入れる作業が行われました。
上越市の岩の原葡萄園です。ダンプと小型除雪機を使い雪室に雪を入れていきました。

今年はまとまった雪が降ったことで、雪室に入れるおよそ300トンの雪は全て敷地内に積もった雪でまかなうことができました。

雪室を使ったワインの低温熟成は「日本のワインぶどうの父」とも呼ばれる創業者の川上善兵衛が考案した手法です。

雪室はワインを熟成させる石蔵に併設されていて気温が上がる時期に蔵の中の温度を一定に保つため雪の冷たさを活用するそうです。

【岩の原葡萄園 製造部 上村宏一 部長】「雪冷熱を使ったエコな熟成だと思っています。丁寧に醸造され熟成されたワインを皆様に楽しんでいただきたい」

雪室で熟成されたワインは2年後に店頭に並ぶということです。
