日本銀行高松支店は、香川県の2月の景気判断を「緩やかに持ち直している」と8か月連続で据え置きました。
日銀高松支店が、統計や事業者への聞き取りなどさまざまな指標をもとに「緩やかに持ち直している」と判断を据え置いたものです。
企業の設備投資が前年を上回る計画となっているほか、個人消費はエアコンや暖房機器の売れ行き好調などで、物価上昇の影響を受けつつも底堅く推移しているとしています。雇用・所得情勢は緩やかに改善していると判断しました。
日銀高松支店の大塚竜支店長は、「トランプ政権をめぐる今後の不確実性や、輸入物価高騰にともなう価格変動リスク、また賃上げの動きが価格転嫁につながり物価上昇を招くかなど、注意深く見る必要がある」などと話しています。