秋田県の由利本荘警察署は、由利本荘市に住む60代の男性が、マッチングアプリを通じて日本人女性をかたる相手に暗号資産およそ490万円相当をだまし取られていたことを明らかにしました。

この由利本荘市居住の60代男性は、2024年12月10日、マッチングアプリを通じて日本人女性をかたる相手と知り合い、LINEでやり取りするうちに相手に好意を抱くようになりました。
相手とやり取りしていると、「姉が金融関連の仕事をしているため、姉の指導で投資を学び利益を上げている」「暗号資産の買い方を教えてあげる」などと投資に誘われ、投資を目的としたサイトに登録しました。
相手の指示に従い、7回にわたり合計490万円相当の暗号資産を指定されたアドレスに送信すると、サイト上で利益が上がりました。これを出金しようとしたところ、このサイトのカスタマーサービスから「保証金5パーセントを支払う必要がある」「保証金は日本円で約260万円になる」などと保証金を要求されました。
その後、相手方と連絡が取れなくなり、不審に思い警察に相談して、被害に遭ったことに気づいたものです。