障害のあるなしに関わらず、すべての子どもたちが楽しめる遊具が設置されている「インクルーシブひろば」について富山県は13日、今後の活用を促進するための意見交換会を開きました。

意見交換会には、富山県の都市計画課の担当者や教育関係者などが出席し、新たにどのような「インクルーシブ遊具」を設置するか意見を交わしました。

新たな遊具の設置が検討されているのは、県の空港スポーツ緑地のある「インクルーシブひろば」です。

同所では体を自分で支えきれない幼児も安心して使用できるブランコや車いすに乗ったまま遊ぶことができる砂場などが設置されています。

新たな遊具には小学生の意見を取り入れる方針で、出席した委員からは「小学生が主体でアイデアを出し、保護者にも投票してもらう」などの意見が出されました。

県は2025年中に新しい遊具を決め来夏ごろの運用開始を目指すとしています。