倒壊のおそれがある空き家を公費で解体する行政代執行が岡山県笠岡市で行われました。

「行政代執行による特定空家等の除却を行います」

笠岡市の住吉港近くにある空き家でけさ(13日)、行政代執行による解体が行われました。

2012年に地域の人から危険だという相談を受けた市が、相続人に解体するよう指導してきたものの一部しか行われず、倒壊のおそれがあるため、市が解体を行いました。

(笠岡市建設部都市計画課 竹内一成課長)
「所有者ですとか、相続人が適切な管理をすることが大原則でございます。周知のほうを徹底して、今後も取り組んでいきたいと考えております」

笠岡市では初めての行政代執行の実施で、約380万円の解体費用は相続人に請求します。