那覇空港の機能強化と基地返還跡地の一体的な開発などについて考えるシンポジウムが那覇市で開かれ、関係者や有識者が意見を交わしました。

今月6日に那覇市で開かれた「大那覇空港シンポジウム」は、那覇空港と基地返還跡地の一体的な開発を推進する「那覇空港拡張整備促進連盟」などが主催したもので、およそ360人が参加しました。

このなかで跡地利用開発に詳しい九州大学大学院の黒瀬武史教授は、社会の変化を捉え、ワンストップで対応できるマネジメント体制が都市開発において重要だと指摘しました。

また、パネルディスカッションでは沖縄電力の本永浩之社長が「グローバルに戦うため英語が話せる人材の育成が必要だ」と述べ、既存の小中高校のインターナショナルスクール化を提案しました。