戻らない理由「高齢で単身のため、親族のそばに」「恒久的な住まいや安定した仕事見つけた」が大半

「戻らない」と回答した世帯にその理由をたずねたところ、大半が、高齢で単身のため、地元での1人暮らしではなく県外の親族のそばに住むことにしたといったものや、恒久的な住まいや安定した仕事を見つけたというものでした。

また、「県内に戻りたい」と回答した人のおよそ半数は「課題がある」と答えていて、具体的には、自宅の解体や修理が完了していないなどの住まいに関する不安や、再建に向けた金銭面の問題、希望する求人がないなどの声が多くあったということです。

県では今後、住民を対象とした個別の相談会を開くなど支援体制を強化させたいとしています。