(北浦さん)「背景なんですよ。都会の人って知り合いがいるわけじゃないし、その人とコミュニケーションとるわけじゃないじゃないすか。挨拶もしないし。こっちは人は少ないけど、会った人は背景じゃなくて何かの接点がある」

この思いが再び北浦さんを岩手に向かわせます。
2020年、SNSで大槌町の地域おこし協力隊の募集を偶然見つけたことで移住を決断しました。

(北浦さん)「20代前半だったら(大槌は)退屈だったかもしれない。こっちがい
いって言ってられるのは、都会のある程度のところに住んで、好きな
食べ物も選べて、自由にした過去があるからかもしれない。やったこ
とない人にはそれは分かんないかもしんない」
(記者) 「きょうはここで何を?」
(北浦さん)「きょうはここで節分祭の鬼になります」

(記者) 「節分の鬼?鬼役?」
(北浦さん)「はい」
北浦さんはこの4年間、大槌に溶け込みたい一心で町の人たちとの触れ合いを大切にしてきました。
(地域の人は・・)
「地域に無くてはならない人です。ほんとに住民よりも溶け込んているような」

(町を練り歩く鬼~まつり囃子 鬼役の北浦さん)
(北浦さん)「うおーっ!うおーっ!」
(郷土料理を食べる北浦さん)
(北浦さん)「すっぷぐです」

(記者)「すっぷぐって何ですか?」
(北浦さん)「大槌の郷土料理で餡掛けうどんのような食べ物です」
(記者)「こっちに来て初めて食べた」
(北浦さん)「そうです、大槌に来て」
(記者)「どうですか味は」
(北浦さん)「おいしいです。お店で食べられるものではないので」

北浦さんはこの4年で地域に伝わる郷土芸能もマスターしました。
神社に戻るとすぐに着替え、権現様の舞い手を務めます。














