冬の風物詩「うめぇがすと鍋まつり」が11日、宮城県加美町で開かれました。訪れた人たちは、さまざまな鍋料理を食べ比べながら体を温めていました。

加美町中新田地区の花楽小路(からくこうじ)で開かれた「うめぇがすと鍋まつり」。冬の一番寒い時期にさまざまな鍋を食べて温まってもらおうという恒例行事で23回目となります。今年は21の店が並び、地元の食材をふんだんに使った「あい鴨鍋」や加美農業高校の相撲部が作った「特製塩ちゃんこ鍋」など合わせて22種類の鍋ものが提供されました。

通りを埋め尽くすほどの人が訪れて、多くの店で行列ができていました。1杯が300円から500円で、訪れた人は2杯、3杯と鍋の味を食べ比べながら楽しんでいました。

来場者:
「寒い時に食べるとおいしくていい」
来場者:
「セリ鍋がおいしくて参加してよかった。雪も降っているので体が温まる。ちょうどいい」
来場者:
「すごくあったかくてホッとする。2杯食べて、もう1杯くらい食べたい」

ときおり強い風が吹く厳しい寒さのなか、訪れた人は湯気が上がるアツアツの鍋を食べ体を温めていました。主催者によりますと、11日は、およそ1万5000人が訪れたということです。