静岡県掛川市特産の「和栗(わぐり)」を世界に誇れるブランドにしようと、行政や企業などが連携する「和栗協議会」の発足式が開かれました。
「和栗協議会」は後継者不足などで生産量が激減した掛川市をはじめとする遠州地方の「和栗」の魅力を発信する取り組みで、現在、9つの市や町のほか、県内企業などが参画しています。
約3年前から「遠州・和栗プロジェクト」として活動し、県西部の耕作放棄地に栗の苗木約1700本を植える取り組みや、限定商品の開発などを進めてきました。
2月10日に掛川市で開かれたの発足式では、協議会への移行を前に人事などが決議され、名誉顧問を務める鈴木康友知事が今後の取り組みに向けてエールを送りました。
<鈴木康友 知事>
「栗を中心にこの地域の資源を活用して、まさに持続可能な地域社会をつくっていこうというすごい会が発足したなと思います」
協議会は2月15日までにも設置される予定で、今後は新たなメニューの開発や参画企業が工場を持つインドへの販売促進などを進めていくということです。














