宮城県が導入する宿泊税に関する宿泊事業者向けの説明会が10日、大崎市で開かれ出席者からは罰則を懸念する意見などが出されました。

大崎市で10日開かれた説明会には、宿泊事業者およそ30人が参加し、県の担当者が宿泊税の徴収や納入などについて説明しました。宿泊税は、素泊まり1人1泊6000円以上を対象に300円を徴収するもので今年11月頃から課税が始まる予定です。帳簿の記載義務に違反した場合などは罰則もあり、出席者からは導入後の対応について懸念する声も聞かれました。

登米市の宿泊事業者:
「始まるまでにしなければならいことがいっぱいあるような気がして説明を聞いていて大変と思った」
栗原市の宿泊事業者:
「(導入で)いい方向に向いてくれればいい」

宮城県は、2月25日までに気仙沼市や東松島市など、県内5か所で同様の説明会を開くことにしています。