「今後10年間で100億円程度の財源不足が見込まれる」と発表した笠岡市が、財政健全化プランを発表しました。

市役所で会見が行われ、笠岡市財政健全化プランの最終案が発表されました。
昨年作成された素案をもとに、パブリックコメントや議会などとの協議を経て修正を加えたものです。
約340のソフト事業のうち90を廃止、106を一部見直しとしたほか、市長らの報酬や、管理職の手当など人件費の見直しで、今後10年で約100億円の収支不足から約21億円のプラスとなる見込みです。
(栗尾典子市長)
「今回このプランを示して終わりというのではなくて、(市民の)皆さんと一緒にこれからまちを作っていく、という意識に変革してもらってやっていきたいと思う」
笠岡市は今後、このプランに沿った新年度当初予算案を組み、今月(2月)21日に発表する予定です。